蔦監督に憧れて

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先日、徳島池田高校の蔦監督のドキュメンタリー映画の上映があると知り、十三にある第七藝術劇場という100席ほどの小さな映画館まで観に行ってきました。
当日会場は大盛況で私は席につけず、地べたに座布団敷いて鑑賞させて頂きました。時をさかのぼる事30数年、私が小学生で地元の少年野球チームに入部して野球を始めた頃のお話しです。
当時私は野球に興味を持ち、特に高校野球に夢中でした。
中でも一番は甲子園でやまびこ打線と呼ばれた池田高校の打って打って打ちまくって勝ち続ける野球にひかれました。
当時の池田高校のドキュメンタリーも欠かさず観ました。
蔦監督の野球に魅了され蔦監督を尊敬しました。
そして『池田高校で野球がしたい』と考えると様になりました。
15歳になった私は池田高校とは別の天理高校を選び甲子園の舞台を目標に日々白球を追いかけました。
18歳になった時いざ自分も甲子園の切符を手に入れ、時を同じくして池田高校も甲子園の切符を手に入れました。
組合せ抽選会の会場で蔦監督と初めて対面した時は感動して暫く動けなかった事を昨日の様に覚えています。
その時の思い出が今も心にあり、この映画を知った時は、何が何でも観に行こうと決めていました。
途中何度か涙をぬぐいました。
微笑ましい場面も何度もありました。
高校野球ファンならぜひ観ていただきたい作品です。